第15話 続、殿さまの冒険

3月24日朝の続き。
で、またもや、ほとんど15年前の回想シーン。

ストーリーは20話くらいまでまとまっているのだけれど、年度末で土日も会社にいたり、家で仕事をしてみたりで思ったようには進まなかった。
(後書きも16話と同じタイミングでアップすることに)

今回は人材を得る。っていうお話かな。
若くして藩主となった殿さまは長年藩の重心を支えていた重臣たちに指図をしにくい立場。
しかし、「なんとなくおかしい」ということにはずっと気が付いてた。そんな時に出会った一柳斎 玄(香純の父親)を人材として引き抜こうとする。

人材を得る、というと思い出すのは
三国志の劉備玄徳が名軍師、諸葛孔明を得た逸話。
彼は断られても孔明のもとに通い俗にいう三顧の礼で孔明を向かい入れた。

殿さまはまさに三顧の礼で玄さんを向かい入れた。
しかしここから玄さんの本当の苦労が始まるのだけれどね。

しかし、藩の体制をかえるというのは大変なことだ。
暴れん坊将軍、徳川8代将軍、吉宗は紀州(和歌山)から将軍として江戸へ入る際に20数名の側近と一緒に江戸へはいったとか。
多く連れていきすぎても既存の上役に嫌われるし、少なくても思うような為政ができないし、難しいのだろうね。
そういえば、吉宗は和歌山から大岡越前も連れて行った。吉宗自身、和歌山時代に悪さをして大岡越前に諭されたとか。
でもこれも人材を得るってことかな。


 
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