第49話 すずしろ

急きょ、もとの48話と49話の間に一話挿入しました。
和夢を読んでくださる仕事でおつきあいのあるお客様から「作者はわかるかもしれないが、物語が1段抜かしどころが3段抜かしくらいになっとる。」
というご指摘をいただき、久しぶりに1話からこれまでの全話を読み返し、この話を挿入、合わせて50話(元の49話)を大幅に修正します。

先週の木曜日、仕事が早く終わったので街へ出て、流川にあるカフェに籠ってまずは小説風に文章で物語を辿ったのがこのお話。

士刃双樹の頬の傷と同じ位置にとんぼの顔にも縫い目があることは1話から決めていましたが、どうしてその傷がついたのかは作者自身もわかっていませんでした。
しかし、カフェでペンを走らせて30分もかからずにあれよあれよと物語が自動筆記のように展開し、この話となりました。
あの傷跡ってこういうことだったんですね。
本当ご指摘に感謝です!ありがとうございます!

ちなみにこでまり・・ですが、
設定を思いついたのはちょうど1年位前。
ラジオでたまたまこでまりの花の話を聞きました。
そんな時にちょうど同じ名前の和食屋さんが目に入り、ふわとろのオムライスのようなあなご丼を食べました。そして家のちかくにはこでまりと名の付く高齢者向け施設があることにも目が入り、施設名はこでまりにするしかないなって決めていました。
(普段ラジオは聞かないのにね)

もう少しで物語は開戦・・・となります。
すずしろさんにも活躍いただく予定です。
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