第51話 卜(ぼく)
卜(ぼく)とは占いのこと。
小学生低学年の頃、同級生に卜部(うらべ)って名前のやつがいて、変わった名前だなって思っていたけれど、もしかしたら祖先が占いに関わる職についていたのかもしれない。

以前、岡山県新見市のかっこいい喫茶店で易をみてもらったことがある。
易も占いの一種だけれど、儒教の四書五経(いまでいう国語算数理化社会みたいなものかな・・・)の一つに易経があることから、もしかしたら占いは学校の必須科目のようなものだったのかもしれない。
で、その易の結果なのですが、
その時に自分の感性を生かすことに力をいれたら良いっていうようなことを言われ、それは、この和夢へつながっている。

さて今回はスピンオフストーリー4の表側のお話です。(どっちかっていうとスピンオフストーリーの方が裏側でこの51話が本筋の物語です。)
黒無垢の女が死んだことでおはぎとおこげの力を封じていた法力封輪はなくなりました。
ここにおおいなる求心力が生まれ、物語は1点に集約されていきます。
いよいよ物語は第一部の終盤へと流れ込んでいくわけです。

もう少しでまた盛り上がっていくと思うので引き続きおつきあいくださいませ。


そうそう、昨日、熊野筆工房に天野喜孝展を見に行きました。やっぱうまいしセンスがすごい。

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