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第86話 復活
まあ、結果として3月3日桃の節句にアップできて良かったとは思いますが。
桃は古来、邪気を祓う植物です。
芭蕉は長い間、桃青（とうせい）という俳号を名乗っていました。そう、桃の字があります。
夕方描き疲れてベッドに横になり、再び描き始めようと机に向かいテレビのスイッチをつけたとき、ちょうど目に飛び込んだのはアニメのタイムボカンでした。
ほとんどアニメは見ないのですぐにチャンネルを変えようとしたところ、なんと松尾芭蕉の文字が大きく映されました。
そう、今日のタイムボカンは松尾芭蕉がテーマだったのです。ビックリしました。
しかもお伴の河合曽良さんの杖には青い桃が飾りとしてついていました。キャラクターデザインの人が芭蕉のことを調べて桃青の俳号をデザインに取り込んだのでしょうか。
桃の節句に桃青（松尾芭蕉）、そしてちょうど今回の扉絵も松尾芭蕉。
そして日曜日にアップすることが多かったのにページが少ないがゆえに土曜日（3月3日の桃の節句）にアップできることができました。
よくできすぎたお話。
背中を押していただいている気がします。
今日は他にも最高の偶然があったのですが・・・
そして物語は玉藻の前が復活を果たしました。
重の体を使って、ですが・・・
奥の細道のよると実際に芭蕉一行は玉藻の前の古墳を訪れています。
次の話こそ主人公とんぼを取り上げようと思っていたのですが、やっぱり芭蕉さんの続きを描くことにします。