オリジナル長編マンガ 和んだふるたい夢
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第87話 桃の名、継ぎし者

またしてもチーム奥の細道のお話です。
松尾芭蕉は忍者の里、伊賀の出身です。
ちなみに百地三太夫は伊賀流忍術の祖ともいわれる人。あの天下の大泥棒石川五右衛門は百地三太夫に忍術を学んだとか。
実際は芭蕉は伊賀の中でも柘植の出身とも言われているため三太夫の名を継ぐのは難しいとも思われるが、芭蕉の若いころの俳号は桃青(とうせい)であり、百=桃と考えると符号するてんは考えられます。
(あ、百地を桃の地と考えたのは和夢上の設定ではありますけれど・・・でも意外とありえたりして・・)

この桃の設定は、和夢第一話の舞台である、尾張一之宮の真清田神社を訪れたとき、資料館の受付にいらした禰宜の方のお話からインスパイアされました。

ここには和夢的には運命的な地。
尾張(終わり)で一之宮(一は始まりの数字)と終わりと始まりの両方の意味を持つ地名であり、

真清田は清み(穢れの無い)と墨み(黒く染まった)という両方と音読みをもつ名の神社。
そしてこの地から犬山城まで桃の木が連なり、
青桃の丘(せいとうのおか)とよばれた地です。

引き寄せられるようにこの地に訪れたの際には本当に感動しました。(和夢1巻のあとがきにもちょっと書いてます。)

さてではでは桃の戦士たちの活躍に期待です!
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