オリジナル長編マンガ 和んだふるたい夢
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第102話 爪牙之士

爪牙之士の活躍(?)話です。
このキャラクターは当初まったく想定になくて97話を描く際に急に頭に浮かび、そのまま登場いただきました。しかし意外とこういうキャラクターが第2部のキーキャラクターになりそうです。
(いくつかシーンだけ先行して浮かんでますが、
作者的にはちょっと涙ぐんでしまいました)

黒いきびだんごもどのように物語で展開していくのかまったく見えてないまま登場したのですが、だんだんその役割が見え始めてきました。

黒塚も昨年、福島を訪れた際には全く知りませんでした(事前に奥の細道を読み終わっておけばよかったのですが)。ただちょうど3日前に仕事の営業先にお客様の入り口に広島の神楽の本がおいてあって
何気に手に取り開いてみると「安達ケ原(=黒塚のこと)」のページが開かれました。
それでなんとなく自信をもって黒塚の話も描けそうな気がしています。
1話1話どんな話になるんだろうと作者自身がドキドキの連続なのですが、なぜか不思議とカフェに行くとスラスラと続きの話がよどみなく降りてきます。

あっ、ちなみに鶏のマスクをかぶって朝を告げた鳥は
カッコーです。
朝だから鶏のコケコッコーってのもだんだん飽きた気がして、カッコーに頑張ってもらいました。
ただカッコウってのは閑古鳥(かんこどり)のことだからもっと縁起のいい鳥の方が良かったかな・・・

101話がちょっと頭使う話
102話が軽いノリの話
そして103話はちょっと暗い話・・・?

かもしれません。
でもメリハリがある方が物語ってのは
いいのではないかと思います。
誰かが言っていたけれど、
音楽でもAメロとBメロ、Cメロは差がないと引き立てあわないですよね。

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