オリジナル長編マンガ 和んだふるたい夢
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第141話 黒き手毬歌
今回の話は昔話的な要素と哲学的な要素も加味したつもりです。

昔話・・・元ネタは忘れたけれど怪談です。
死んだ妻の霊が夫の元に現れるお話。
最初、夫は家中にお札をはり、妻の霊を退けますか、とうとう妻を家に招きいれます。
一夜を伴にした後、横たわるのは二体の遺体だった。
という話。だったと思います。
先にその怪談を原作にした映画のテレビ放映を見て、後になって元ネタの昔話を読んだのですが、テレビ放映の日は恐くてなかなか眠れませんでした。(まだ子供だったしね)

哲学的・・・
というのは人にはプラス思考とマイナス思考の人がいるということ。マイナス思考の人はプラス思考の善意に裏があるのでは・・・と考えたり、プラス思考の人はマイナス思考の人の憂慮にまったく気づかなかったり。このようなことは些細な日常の生活でも考えさせられるます。
儒教の祖、孔子の系統から性善説の孟子と性悪説の荀子が現れるているということも考えさせられるテーマで、根っこに共通性を感じます。

そんなテーマを今回、白子と黒子に重ねてみました。


そしてそして、いよいよ黒子ちゃんが動きます。
どっちかっていうと感情的で衝動的、そしてあらゆることに否定的なキャラクター。さて彼女はどのように天主閣であばれる?ことか。

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