オリジナル長編マンガ 和んだふるたい夢
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第185話 六角堂の声
小野篁はできるエリート官僚。
昼は宮中で働き、夜になると地獄へ通じる寺の井戸より閻魔大王の補佐をしていたといわれる人物です。
京都、百鬼夜行編ではどうしても描くべきキャラクターだと感じていました。(偶然観たTVで2回も紹介映像をみたこともあり・・)

そうして京都編で描くべきキャラクターがもう一人。
京を目指して針の剣を手にお椀の船をこぎ出した昔話の一寸法師です。
和夢では一寸法師の登場は六角堂としました。
一寸法師ゆかりの神社、武信稲荷から近いことが第一の理由です。
ここは聖徳太子ゆかりのお寺で境内の柳には天皇の嫁選びの逸話も残っています。
(瓜姫が屋根にもってあがったのはこの柳の枝です)

また六角堂は生け花発祥の地です。
表紙の絵は生け花・・・的なお菓子を手にした瓜姫。
そしてすずらんを手にしたしずくちゃんを描きました。

すずらんの花言葉は「再び幸せが訪れる」「純潔」です。

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