オリジナル長編マンガ 和んだふるたい夢
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第203話 再戦
塊と黒蜘蛛の再戦です。
前回の闘いではぬらりひょんに封魔帳を盗まれた塊が圧倒的な差により黒蜘蛛にやられてしまいましたが、今回は!?

塊のことを完全にみくびっていた綛ですが、
塊を助ける妖怪たちの連係プレイで思わぬ後手を取ります。
腕は6本あれど頭は一つですから逆に腕が多いことで生まれる死角もあるわけです。

封魔帳に封印されていた際にも妖怪たちには塊の考え思いは伝わっていました。とはいえ封印されている身、ほとんどの妖怪は恨みの方がまさっていましたけれど中にはカマイタチや猫又のように
塊に共感した妖怪もいたわけです。
(あ、しばらく猫又の尻尾を二つに分けて描くのを忘れていたことを
今気づきました)
そして戦士としての考えに共感したのが酒呑童子、
そして酒呑童子の子分、茨木童子もなんとなく従いながらだんだん考えを変えていったようです。

しかしなんといっても相手は黒蜘蛛の綛、本領を発揮すれば恐ろしい相手・・なのですが、塊の左目・・・呪詛の瞳を取り除くことができずに少し慌てた様子・・・そして黒く染まりちょっと様子がおかしい黒蜘蛛、そんな中、鬼滅羅(きめら)の蛹(さなぎ)がとうとうはじけました。

ちなみに
弓籠手 塊のデザインに関しては出演者紹介にページで語っていますが。
それのおまけです。
最初ロンゲのキャラを描こうとしたらむさっくるしく汚い感じになってしまいました。そこで頭半分坊主にしてすっきりさせたのですが、
このことで髪で隠れている片方の瞳を呪詛の瞳とするという物語が生まれたのです。
しかし、今回改めて描いていて、
これってゲゲゲじゃん!って思いました。
第3部の京都を舞台とした話は妖怪編です。

日本を描く和夢にとって妖怪は必須アイテムといえると感じていたのですが、京都編の主要キャラクターが鬼太郎と目玉の親父のオマージュのような形になったことに感無量です。
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