オリジナル長編マンガ 和んだふるたい夢
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第214話 音波と幻術
形勢逆転した蝙蝠は急に態度がでかくなって嫌な感じです。

彼は芭蕉が「千里眼を知っている」こと、そして高いレベルの幻術を使いこなすことから、十五年前に小豆島を襲撃した3人組(本当は4人組)の一人であると推理します。

そして芭蕉の心のわずかな動揺も音波により、その心の揺らぎを逃しません。

地獄耳の能力は碁魔ちゃんに受け継がれていて、芭蕉は黄泉のシシガシラの能力はもっていませんが、十五年前のことを、一緒に襲撃した仲間のことや、指示を出した組織のことなど決してしゃべることはできません。

蝙蝠を倒すしかない・・ということになります。

音波と幻術。
物理的な判断による物理的な攻撃と感情的・感覚的な精神作用という対局な能力を有する対決。
幻術がまったく効かない相手というのは芭蕉さんにとって
手の打ちようがない相手といえます。

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