オリジナル長編マンガ 和んだふるたい夢
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 あとがき
 
第3章 爪牙之士

描き進めないと、どんな展開になるのかわからないのがこの和夢。
第3章のタイトルが決まったのはようやく第3章を描き終えた時でした。そろそろ章を閉じようとしたところで「結局、この章って何の話だったんだろう?」って初めて振り返った感じ。

約1年かかった第3章。ちょっと長かった。
重に恋をした人狼、牙無。
黒狼のせいで子狼の姿にはなっており、記憶もなくしていました。
それゆえでしょうか。純粋に重を愛し、できる限りの力で彼女を支えようとしました。

重は妖怪びとーんびとーんに育てられたせいか、人見知りで友達を作るのも苦手。
そんな中、年の近いおばさん!?色葉の存在は何でも話せる理解者です。
どうしても父である芭蕉を認められない心の葛藤を抱える中で、色葉を助けるために金鶏城へ単身、乗り込みます。
(芭蕉は、幼少の頃の育ての妖怪?びとーんびとーんを殺しているし、記憶を失っていても魂で認めることができないのでしょう)

そんな重に振り回されるように、東北の地での物語が展開していきました。
(第3章は主人公、とんぼは存在感薄かったなあ)


黒狼との一戦の後、彼女たちはどうなったのか。
とんぼは犬山城の本丸での闘い。
そうして芭蕉さんも遅ればせながらいよいよ平泉へ到着します。
そして犬山城から飛び立った、肋、白、路狗。


第2部、犬と狼を中心とした物語はいよいよ集約していきます。
 
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