第9話 瀬田の大蜈蚣(おおむかで)

3月23日の夜。
黄泉の十二神将の一人(とはいえ元・・ですが)が
登場します。
敵キャラさんもいろいろ出していきたいのですが、
なかなかストーリーが進まずやっと一人黒蜈蚣の登場となりました。

伊吹山は関ヶ原の口を閉じるようにその尾根を延ばしていますが、それは近江と美濃を分断する境界線でもあるかのようです。

近江には以前、数回旅をしました。
街ごとに特色があってなかなか興味深いエリアでした。
秀吉が最初に街づくりをし、鉄砲鍛冶の国友の村もある長浜。
信長の城で有名な安土。
近江商人の息吹が残り、葦がしげる琵琶湖遊覧を楽しめる近江八幡。
彦にゃんで有名となり、国宝の彦根城や石田三成の佐和山城など多彩な彦根などなど。
まるでJRの一駅ごとに見どころがあるようで
名所が数珠つなぎ、いやまさに蜈蚣(むかで)のように連なっているエリアです。

その中でも滋賀県の県庁所所在地、大津には瀬田川が流れており、ここにかかる橋に巨大な蜈蚣(むかで)の話が伝わっています。

主人公は俵藤太(たわらのとうた)。
朝廷に反旗を翻し関東で挙兵した平将門を平定した侍でもあります。
瀬田の唐橋で大蛇に化けていた美女に頼まれて三上山の大蜈蚣を退治するというのがその物語。

さて、この「和んだふるたい夢」の中ではどのような活躍をしてくれることやら・・。

描きたいストーリーはどんどん広がっているけれどなかなか更新が進まない。
まあ日曜日に仕事のイベントがあったり、
平日もなかなかガッツリと仕事にはまっているから
しょうがないといえばしょうがないけれどね。
ま、どっちも楽しいから良しとするしかないか。

先日旅した「飛騨高山編」を本編にストーリーに組み込むか、スピンオフストーリーとして別扱いとするか
決めきれないまま、物語の世界はどんどん増殖しています。
 
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