（無料 スマホマンガ）
スピンオフストーリー12 浅黄（あさぎ）
場面は京都の東寺。
最初は江戸にしようか・・・とか群馬・・とか山形・・とか考えていたのだけれど、6月に京都散歩をして東寺に訪れたことで
改めて描くことにしました。
よくよく考えると一番高い木造建築物であり、
江戸時代の風景を想像すると、メチャメチャ目立っていただろうし、
この上からなら京都も一望できる場所でもあり、ここを舞台にすることで後に続く第4章の設定にも影響することになりました。
なんかいつもながら導かれている感じがします。
この話を描いていた十五年前の小豆島を襲撃した四人の関係性もちょっと見えてきました。作者自身よくわかっていなくて、浅黄の設定が「ひねくれものの最強剣士」というのも描く間際に決まったばかりでした。
しかし碁魔（あいちゃん）と浅黄の間に何があったのだろう？
碁魔ちゃんがだんなと会う前だものなあ。
こういうスリリングな物語創作も和夢を描き続ける楽しさです。