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宝塚・太陽の塔 散歩
(2018年3月31日・4月1日)

勢いで来てしまった。宝塚。

正月からずっと手塚治虫さんのアニメ作品を見ていて、その出身地である宝塚が気になっていました。
そんな時にブラタモリでちょうど宝塚の回があり、さらにランダム再生で流れたドリカムの大阪ラバーで太陽の塔が見たくなった。
おまけに48年ぶりに太陽の塔内部が解放(これは予約がとれなかったけれど)これはもう行くしかない!と思い急きょ宿をとり出発!
旅の伴にと手に取った本が豊臣秀長。天下取りの秀吉の弟の物語です。新幹線の中で何気なく作者のプロフィールを見てびっくり。
作者の堺屋太一さんは自ら大阪万博開催を提唱して企画した方だそう!まさに今回の目的地の一つです!
どうやら今回の旅も呼ばれているような・・素敵な予感です。


宝塚駅をおりてすぐ現れる花の道。
ちょうど桜が満開。たくさんの人、なぜかコスプレ写真を撮影している人も多かった。

手塚治虫記念館近くのパンケーキを昼食に。
宝塚マダムたちに交じってちょっと居心地がわるかったけれどおかげで和夢のネーム作成に集中できました。


いよいよ手塚治虫記念館。
昔の宝塚を再現した簡単なジオラマがあったのですが、当時の手塚治虫少年の生活の様子が想像できました。
手塚作品にはひげおやじのように定番キャラクターがよく登場します。そのキャラクターごとの出演料なる表を作成していたのは面白かった。
手塚治虫さんのことをいろんな漫画家が語る映像コーナーをじっくり観ました。
その中で赤塚不二夫さんが石ノ森章太郎さんと初めて手塚治虫さんを訪ねた時のエピソード、「君たち漫画家になりたいのかい。それなら一流の音楽や映画、芝居を観なさい」という言葉妙に気になった。勇気を振り絞って宝塚歌劇団を見ることにした。(幼い手塚治虫さんも観ていたようだし)


2部構成の内の一つを立見席で観覧。
よくできている。勉強になった。

ホテルにチェックインすると近くの串揚げ屋さんで腹ごしらえをして街へ。
バンカラで歌った。(ここも一人で入るのは勇気がいります)

翌朝、久しぶりの太陽の塔へ。
前回は雨だったけれど、今回は快晴!

太陽の塔が目に入るとなぜかワクワクする。
足が早まる。

血の涙を流しながら太陽を向き続けよう。
しかもその血は雷のような形をした激しい赤い涙。
この像は世界で一番大きな自画像ではないかと思う。
岡本太郎さんの生きざまそのままが凝縮されたかのような像。
以前何冊か著作を読んだことがあるけれど
「目の前に二つ道があれば厳しい方の道を選べ」
「己の中に毒を持て」
など太陽の塔が、岡本太郎さんが語りかけてくるかのようだ。


この写真の別カットを和夢を制作しているパソコンの壁紙にしました。


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