スマホマンガ 和んだふるたい夢      >>> TOPへ
1日目(関市と円空最後の地)
(2015年11月21日、22日、23日
 円空さんの足跡を訪ねる旅~飛騨・高山~)

岐阜羽島を後にし、次に向かったのが関市の円空館。
しかし腹が減った。
関ヶ原を超えて急に眼に入るのが「うなぎ」の看板。
これはうなぎを食べるしかない。
(広島は宮島のあなごが名物)
通りがかりのお寿司屋さんでウナギを注文。
大将にマンガを描いていてその参考にするための取材の度にきたことを話しかけてみた。
こちらがホームページのアドレスカードを出すと名刺をいただいた。なんとなくいいね。
旅はちょっとした出会いがその奥行きを豊かにする。


円空館、ここにも円空さんの作品が展示されている。
この場所のすぐそばには円空が晩年に再興させた弥勒寺。
しかし今はその姿はありません。
その代わりに見事ないちょうの木が迎えてくれたのですが、
なぜかそのいちょうの木と円空館の写真がなくなってしまった。
文字だけですいません。


円空は12万体の仏像を彫り終え、その寿命を悟ったとき、
弥勒寺傍の長良川にかかる橋の傍らに入定した。
生きたまま地中に入り、空気穴だけでその最後の時を迎える最後の修行だ。
下の写真が、その入定地。
この下に今も円空さんは眠っている。
今回の度、初めに訪れたのが円空誕生地、次に訪れたのが円空最後の地となんとも考え深いスタートになった。



円空さんは幼いころに長良川の洪水で母の命を失った。
その長良川の傍を最後の地と選んだ。

和夢の第2部の隠れテーマを母子編とすることにしたその基にはこの円空さんと母親の話がある。


 戻る TOPへ