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静岡・愛知の旅歩
(2017年10月7日、8日、9日)

1日目 浜松城
浜松駅に降り立った。
まずは昼食、駅前でうなぎをガッツリと食べた。
キャリーケース重かったからね。
そのキャリーケースは宿泊予定のホテルに預け、レンタサイクルを借りた。
電動補助の付いた自転車は初めて、ビックリした!
こんなに楽なのかと、一漕ぎするとおもったよりグンッと前に飛び出る。体ごと自転車が向かっていく。

そうして楽しくあっという間に浜松城に到着。
(勢いあまって行き過ぎたのを戻った)

織田家、今川家の人質時代を経て、家康が青年から中年期に
拠点とした城。

小高い丘の上で天守閣が迎えてくれる。
ちょうど大河ドラマが徳川家の重臣の井伊家、井伊直虎のため、直虎の旗も目に入る。

境内には家康の銅像が。
夢に大黒天が現れて、すぐに作らせたのが前立てがシダの兜。
銅像はそのシダを手にしています。



浜松城、ここで思い出すのは家康の苦い敗戦。
甲斐の大武将、武田信玄が京都への上洛を目指し、甲斐(現在の山梨県)を出発した。
家康はそれを無視しても良いのだが、信玄に戦を仕掛け、大敗する。三方が原の戦いである。
死を覚悟した家康だが、部下が自ら身代わりを買ってでて家康の命を助ける。家康は馬にまたがり、なんとか浜松城へ逃げ帰ったものの、なんと逃げながら脱糞していた。
しかし家康はすごい、自らのその姿を絵に描かせた。
この屈辱的な戦を二度と忘れぬように。
(それを銅像にしたのが岡崎城のあの苦悶の姿)


なんとか逃げ帰った家康はこの上の写真の場所にあった松に
その兜をかけたという。

城の展示を見た後、三方が原の近くまで自転車を走らせた。
そして、ビックリした。
小説で読んだときはかなり離れた場所にあるのかと思っていたけれど、驚くほど城からすぐ近くであった。
こんな城の目と鼻の場所にまで迫られたら、
カッとなって討って出る気持ちはわかる。
出ても負けるが、出なくても、こんご部下に腑抜け呼ばわりされて戦に勝つ空気が損なわれるに違いない。

今回、乗り回した愛車が下です。


自転車のおかげで次に立ち寄ったのが浜松八幡宮。
ここは八幡太郎義家が陸奥へ遠征した際にも参篭したそう。




境内には巨大な楠。
三方が原の戦いの際、逃げる途中の家康がこの木に隠れたとか・・・。
多分これは後からつけた話では・・

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