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静岡・愛知の旅歩
(2017年10月7日、8日、9日)

3日目 清水港

清水港につくと事前予約しておいたレンタサイクルを借りた。
昨日の自転車と違い、電動の補助がないとこんなに自転車って力がいったのかと改めて感じる。
30分以上かけて、(家康にもゆかりの…)お寺に訪れた。
ここで感動したのは玉座に後ろに飾れていた竹林の屏風画。
比較的最近のものだと思うけれど存在感のある日本画で、じっと見ていたくなる(できれば家に飾りたい)ような絵だった。

描かれている竹林を見ていてふと思った。
名は体を表すというが、
家康の幼名は竹千代。
竹のように、江戸、尾張、水戸・・・とあちこちに徳川の芽は顔を出して、江戸自体を通じてながーく伸びたもんだなって。
(竹千代は代々踏襲する名前だから、家康の父やおじいさんにはあてないようなあてはまっているような気もするけれど)
下の写真がそのお寺。大きな梵鐘があります。

途中、味噌屋に立ち寄りました。
写真をホームページに載せてもいいと了解を得たので掲載させていただきます。
名古屋は赤みそが有名ですが、この辺りは白だそうです。

その後、さらに1時間くらいかけてたどり着いたのが、
清水の次郎長の生家です。
尊敬する山岡鉄舟さんとも交友があったので立ち寄ってみました。(かつて富士登山をした時には登る前には鉄舟さんの墓詣りしてから登りました。そういえば1年前に訪れた飛騨高山の代官所も鉄舟さんゆかりだったな)
戊辰戦争の際、薩長軍が江戸に迫り、もやは江戸が戦場になるのではと思われていたとき、山岡鉄舟は勝海舟の密命をうけて、知り合いの薩摩藩士とたった二人で西郷隆盛と会談をするために薩長軍の本陣を目指しました。
途中、追っかけてきた薩摩兵を漁師の家でかわしたり、有名な人切半次郎も追ってきたのですが、なんとか西郷隆盛に会うことができました。(鉄舟自身も無刀流の開祖、剣の達人です)
こうして下交渉を重ね、江戸無血開城を実現させたのです。
次郎長生家の展示を見ているとその際に舟で鉄舟を送ったり協力をしたようです。


商店街も次郎長通りです。
駅へ戻る途中、蒲鉾屋さんとわさび味噌のお店にも立ち寄りました。みなさん丁寧に対応いただいて旅の出会いのあったかさを感じました。
駅前で、さくらえびの刺身とまぐろを食べて再び静岡へ!


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