歌舞伎の創始者 出雲のお国。
その流れを継承する3代目です。
歌舞伎は男性がすべて演じる芸能ですが、創始者は女性でした。
以前読んだ小説 出雲のお国 では川で衣服を足でジャブジャブと踏み洗いする女性達の踊りが歌舞伎へとつながっていく様子が描かれていました。なんとなくスペインのフラメンコを想像させます。
フラメンコは酒場で強気な女性が男どもをあざらわうかのように足を慣らして駆け引きをする・・そんなイメージがあります。
しかし実像があまり知られていないお国のこと。
個人的にはすでに芸術として対瀬していた能。
それにあこがれた女性が真似ながらも、所作の美しさよりももっと市民的な表現を創っていったのではないかだろうかと想像しています。
その中にお色気もちょっとあり、幕府からは女性の上演が禁じられたのではないだろうか・・・と。
和夢の中ではその三代目が登場します。
部隊は出雲の沖、隠岐の島。
そして三代目は和夢の主要メンバーの一人でもあります。
詳しくは和夢、スピンオフストーリー１０の中で。
もっと峰不二子ちゃんみたいに描けば良かっただろうか・・とも思いましたがちょっとクールにしたかった。
