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京都 東山散歩
(2018年6月8日・9日)

東山はずっと行ってみたい場所でした。
毎週末のように朝まで飲み歩いていた時期によく行っていた居酒屋、そこのレジェンドというあだ名の常連の二人組から「東山は歳をとってから初めてわかる場所だ。あそこはいい」と話を聞いていたことからぜひ行ってみたいと思っていました。とはいえあれからもう6年。
ようやく足を運ぶことにしました。

っというのも和夢の第3部の舞台は雨の京都にする予定。
梅雨時期に京都へ・・と思っているとブラタモリで東山の回をみたことからいよいよ行くこととしました。

笹ずし


旅の伴本は阪急グループの生みの親、小林一三(いちぞう)さんの自伝ということあり、神戸で寄り道した後、阪急で京都へ。まずは腹ごしらえ。笹ずし5貫で2600円。ちょっと高いですが、一つ一つが笹で巻いてあり、ワサビの代わりに山椒の葉の香りが口に広がる一品。最後に出てきたイチゴの寒天が緑に慣れた目に鮮やかでした。

ただこれだけでは腹がいっぱいにはならず、京都らしくにしんそばも食べました。

ホテルにチェックインするまでのわずかな距離にも史跡があふれているのが古都、京都。
豊臣秀吉の甥、秀次の墓に立ち寄りました。
豊臣秀次公の墓

高野山では秀次自刃の間も拝見しましたし・・・

そしてホテルに荷物を預けるとバスに乗り込みようやく東山です!

そう!銀閣寺!
街に背を向けるように山に向かって立つ
お寺と住居と書斎を足したような建物。

しかし、なぜだろう、思ったような感動が沸き起こってこない。
銀閣寺

円筒形の砂の山。
これは富士山をモチーフにしたのではないだろうか・・・?
絵画ではなく、立体で表現した富士山、
ミニチュアの庭の世界に閉じ込められたこじんまりとした不二の山。


どうも期待したような感動がない。
もしかして樹木が大きくなりすぎたのでは?
これだけ樹木が大きいと銀閣寺の存在感とのバランスが悪いように感じた。それともこれが東山の芸術なのだろうか
銀閣寺

正面の山にも歩道が整備されているが、もう少し手前の樹木が低い方が庭の景色は美しいと思うのだけれど・・・


個人的には感動できないまま中途半端な感じで東山を後にしました。




晩飯は日本料理屋さんのカウンターで日本酒をちびりと。
大将とおくさんと常連さんと話に花が咲き、
帰る際には対象からおちょこもいただいた。
やはり旅は楽しい。

翌日はコミック即売会のcomiconに参加する予定。
自費出版のマンガのつまったキャリーケースを引きづりながら会場に入る前に寄り道観光。
下は囲碁の名手、本因坊さんのお墓のあるお寺です。
以前、ヒカルの碁というマンガをよんだことを思い出し、立ち寄りました。面白い漫画だったな、囲碁がテーマってのも面白い。和夢としてもいずれとりあげるべきテーマといえそうです。


本因坊さんのお墓です。
本因坊さんのお墓

気になる方へ寄り道していると
神社が、小狐丸という刀にゆかりの神社だそうです。
なんでも狐が刀鍛冶の相槌(あいづち)を手伝ったとか・・
これは和夢にぜひ取り入れたいお話です。
合槌稲荷神社

道を挟んで反対側には粟田神社の入り口。
この神社のあたりに昔、刀匠が住んでいて愛知の熱田へ移り住んでいったとか・・・熱田神宮は三種の神器の内の草なぎの剣をまつる神社。境内には刀剣神社もありました。
これは和夢の重要なテーマでもあります。
なんとなく導かれた感じです。

この長い坂をきゃりケースを担いであがりました。
(なかなかそんな人いないですよね)


神社に犬の張り子・・・戌年だからね・・・
そしてこの神社には瓜生石という伝説が。
瓜・・といえば瓜姫!
これは和夢で取り上げないわけにはいかない!
瓜生石は粟田神社から少しはなれた知恩院の目の前にあります。道路の真ん中に陣取っています。

瓜生石

朝の散歩の後、comiconに参加し、さあバスで帰ろうかと思ったのですが、思わず立ち寄ったのが清水(きよみず)。
ちょうど旅に出かける前にクレージージャーニーという番組で曜変天目茶碗の再現に人生をかけている人の特集を見たのですが、前夜に立ち寄ったお茶屋さんの天目茶碗が目に焼き付いていました。それでキャリーケース引き釣りながら清水焼を見て回ろうと考えてしまいました。
(前夜のお店での会話で、外国人観光客の中には観光地にキャリーケースをひきずって迷惑だ・・・なんて話を聞いたばかりなのに・・・)
そうして10件くらいのお店をわかり手に入れたのが下の盃です。なんとなく宇宙が見える感じがするのが気に入ってます。
天目茶碗


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