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金鶏山・金華山の旅(岩手・宮城)
(2018年9月15・16・17日)

石巻

石巻の中心地、いたるところにマンガのキャラクターの姿が。
全ては石ノ森章太郎さんの作品に登場するキャラクターです。
サイボーグ009の像
サイボーク009!飲み屋街には009って名前のお店もありました。
(街には9体すべてそろっていますよ)

星の子ちょびんの像
そうか!星の子チョビンもそうだったんだ。


このキャラクターは知りませんでした。

仮面ライダーの像
やっぱり仮面ライダーです!

そして存在感のある建物。
石ノ森漫画館です!
石ノ森漫画館

館内にもたくさんの楽しい展示がありました。
石ノ森漫画館

この漫画館は東北大震災の際に2階まで水が上がったそうで、当時館内にいた館長はとにかく上の階を目指して難を逃れたそうです。


石巻の地を車で走ると空地の合間にたくさんの新しい住宅が建っていました。人の力、「もっと人生頑張らないと」と強く考えさせられました。

町中には復興の様子を展示する施設がいくつかありました。なかにはプレハブの建物もあり、駆け足ですが見て回りました。
その中の一つが、下の写真、絆の駅です。
絆ステーション
ここの展示してあったのは手作りの壁新聞です。
石巻には地元の新聞社、石巻日日新聞社があります。
震災当時、この会社も浸水し、輪転機は動かなくなりました。
周囲から水が引いた後、周囲では火災が発生、避難所の方々はラジオだけではなかなかわからない火災が起こっている場所がどこなのか、正確な情報を求めていました。
そこでこの新聞社の方々が、水につからなかった輪転機用の用紙を切って手書きの新聞を作成し、避難所へ配りました。
社長はじめ記者の方々が手分けをして情報を集め手書きした新聞です。

この壁新聞はアメリカのワシントンポストにもメディアのあるべき姿として取り上げられたそうです。
17か所、つまり17セット作成された新聞ですが、古い新聞は暖を取るためにくるまって使用されてりしたため、残ったのは3セット。
その内、1セットはアメリカの博物館に展示され、1セットは横浜の新聞博物館、残りの1セットがここに展示されているそうです。

ここでは新聞社の専務さんにご説明いただきました。
手作り漫画を作成している身ですが、
情報発信というメディアの意義について考えさせられました。


ここ、石巻には小高い山、日和山があります。
ここにはかつて城が気づかれおり、海に向かうように神社があります。
(町が見下ろせます)
石巻 日和山

ここは奥の細道で芭蕉さんと曽良さんも訪れています。
そんなわけで、和夢では125話、126話にて登場予定です。
(奥の細道では道を間違えて石巻に来た・・・ということになっています。和夢でもその流れを汲んだ登場となっています)

芭蕉と曽良さんの像 日和山
お約束の芭蕉さんと曽良さんの像と奥の細道の文字・・・。
奥の細道 日和山

やはり、こういう場所は実際に歩いてみるのが一番、和夢を描く上でイメージを与えてくれます。


この日は石巻に宿泊。
港町ということもあり、地元の和食のお店で魚を食べて、その後、駅前の昭和の音楽お店でもう一杯飲んでホテルへ戻りました。



BY 〇C+

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