第10話 殿殺し、神殺し。

3月23日の夜。(長いです)
蜈蚣さんが巨大化しました。
日曜日の朝に目が覚めてマンガを描いていたら
子供向けの戦隊ものをやっていて敵キャラが戦闘シーンで一旦やられた後で巨大化していくのを聞きながら「ああ、似ている」って思いました。

最近はハードディスクに取りためた映画を見ながら作品を描くことが多い。
そんな中で週末の夜中の映画に意外と良い映画が混じっている。この間観た「最高の人生のはじめ方」なんてのも大人の恋愛もありなかなかよかった。

ゴールデンで放映された「チャーリーとチョコレート工場」には泣かされた。オープニングからあれは主人公を応援したくなるね。チョコレート、虫歯、歯磨き工場、
チョコに対してガム、原料のカカオ・・・チョコに関してのキーワードをうまくストーリーにまとめていて企画段階からかなり「チョコとは」というところからアプローチしたのではないか、いや子供に人気のあるものを取り上げるためにはチョコ・・から成功を計算して製作したのではと感じた。
オープニングからうらやましくて涙が溢れた。
あんな話、描きたいよね。

ハリーポッターがロードオブザリングやナルミヤ国物語より人頭超えて人気があるのはマンガの法則が組み込まれているからのような気がする。
少年ジャンプがかつてアンケートをとってマンガに必要な要素とした「友情」「努力」「勝利」このエッセンスがハリーポッターシリーズにはどの話にも入っている。
そこに視聴者は引き込まれるのではないかな。
そしてハリーポッターは映画版ドラえもんのストーリーとプロットが近い気もするんだよね。もしかして作者も見ていたりして。時間を巻き戻してハリーとハーマイオニーが自らを助ける話があったけれど、ドラえもんにも未来からのび太、ドラえもん、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫が自分たちを助けにやってくる話がある。

伊吹山の話が続きます。
倭建命が亡くなったのは毒矢のせいではなかったのかな。と思う。
伊吹山で風雨にさらされ、これが毒矢の雨だったのなら、そのあとで傷をいやしても結局亡くなってしまったとしてもおかしくないような気がする。
薬の産地ということは毒にも詳しかったのではないだろうか。薬も毒ももともとは同じような植物や両生類、昆虫が原料で知識としては近いものがあるのではないだろうか。
そんなわけもあり、今回の敵キャラが毒を持つ蜈蚣(むかで)ってのはピッタリな気がしています。

 
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