第11話 黒蜘蛛の綛

3月23日の夜。(更に続く長い夜)
久しぶりの更新となってしまいました。
というのもこのサイトのPRを行うために印刷製本するスピンオフストーリーを1話書き上げていました。
本編3話分くらいのパワー使いました。
(月末完成予定です)
ちなみにこの話には碁魔ちゃんもちょっと登場しています。

11話には黒蜘蛛を登場させました。
このキャラクターは3年前に書いた「鬼の手を持つ男」という話と「破壊と創造の掌(てのひら)」という話で登場した敵キャラ。なんともいえない髪型が気に入っていて今回再登場させました。
当時描いていたのはすべて鉛筆書き。
絵をかくのは好きだけれど、どっちかっていうとストーリーを考えるほうが好物。しかも仕上げ作業が苦手で面倒くさくてしょうがない。仕上げ作業になると早く次の話に手をつけたくてしょうがない。

けれど、この"和んだふるたい夢"を描いていく内に
だんだん画力が上がっていくのを実感していると少しずつ仕上げ作業も楽しくなってきた。
毎回、色んな表現方法を試してみているし。(密かにね。)

今回も描きながらとりためた映画を見ていて、
天空の城ラピュタを見ていたらいつかジブリの原作を書きたいなと強く感じた。

そうそう、ラピュタ観ていたらこれってインドのラーマヤーナも意識しているのではと感じた。
ヒロインのシータはラーマヤーナのヒロインと同じ名前だし、ラーマ王子とシータが運命の出会いをして互いを疑うことなう信じあっていて苦難を乗り越えて結ばれるという筋書きはまさにラーマヤーナだなと感じた。
まあ、ラーマヤーナに出てくる猿のハマヌーンは出てこないけれど・・・。
そうやって観ていたら敵さんが「ラーマヤーナでもいうように」って台詞にラーマヤーナという言葉が出てきてやっぱりって感じた。
あってると思うけどね。

さあ、頑張って続きを書こう。
昨日13話のストーリー(まだ文字の状態)を茶店で書いていたけれど、この話は今書いている「風編」の大きなターニングポイントであり描きたいストーリーの第一ポイント!
次々膨らむ世界、楽しいね!

今は17日の10時、これからマクドナルドで遅めの朝食を取りながら12話の絵コンテの書き直しをします。

 
 戻る TOPへ