第32話 猿田彦の舞

能面の男、その素顔が出てまいりました。
猿田彦との見間違う顔だち。

能面と神楽面の違いもよくわかっていなくて、
当初は違うストーリー展開を考えていました。
能面仲間に騙されて素顔で能の舞台にあがり、
観客から「本物の猿田彦じゃないか!」という
歓声があがるというもの。

こういったストーリー修正はよくやっています。
下調べ不足のなんとかです。
300年前の場面を描くために、室町時代の服装、女性の紙を布で巻き結んでいるのですが、なんか書きあがったかんじがバスローブみたいになってしまった。
なぜだろう・・・?

そういえば31話では当初、猿女(さるめ)という女性を出そうと思っていたのですが、ストーリーが複雑になりすぎるのでやめました。
どんなキャラクターが登場するかで作者の想像を超えて物語はその歩みを進めます。

さあて、そろそろ第2章も終盤に差し掛かります。
物語が大きく舵をとって動き始めます。
イメージ通りにいくかな・・・?
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