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第137話 三つ目のだんご |
やっと、黒狼VS重、牙無、朧、色葉の闘いが幕を引こうとしています。まさかこんなに話数を使う話になるとはおもっていなかった。 そもそも色葉がこの場面にいるってことは想定していませんでした。(そのせいか色葉の活躍の仕方がちょっと鈍かった気もします) 第1部の中盤で作者の想定を超えて活躍したのが地獄耳という能力でした。何気なく描いた能力が物語をどんどん押し出してくれました。 第2部の中盤で同じような働きをしてくれたのが黒いきびだんごです。これも何気なく思い付きで投入したのですが、まさかの大活躍、しゃべらない名脇役となってくれました。 黒狼から芭蕉一行の暗殺を命じられた爪と牙と士。 士の持っていた黒いきび団子は3人の座敷童(ざしきわたし)に使い切りました。 爪の黒いきび団子は全部、妖変眼に・・・ そして牙の持っていたきびだんご。 重にうばわれたのですが、 一つ目は牙自身が食べてしまう羽目に、 しかしこれは牙が重に恋するきっかけでもありました。 二つ目は色葉の地下牢への案内役にするため、肉球(にくたま)に食べさせました。 そして最後の一つ、重は黒狼に食べさすつもりでしたが、 それは無理と悟った牙無にうばわれ、更に朧の手に渡り、 再び妖変眼に食べさせたのです。 きっちり9つの黒いきびだんごが使われると、最初からこうなる予定だったのではないだろうか・・・っと作者ながら不思議に思います。 |
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