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第144話 本丸攻め |
第4章!本丸攻めの開始です。 最初の本丸攻めは江戸城に入り込み犬の地位を高めようと画策する犬衆20番手、廿(にじゅう)の話です。 将軍直轄の儒学者として本丸へ乗り込み、生類憐みの令を隠れ蓑(みの)として犬山城のゆるぎない基盤を作っていきます。 五代将軍、綱吉という人犬公方などと呼ばれますが、は本当はやさしい社会を作ろうとした人であった思います。 しかし、いくら書をもって勉学しても、実際の世間をしらないということ、生まれつき高貴なことから実際の世間に受け入れられるような施策とできなかったのが生類憐みの令ではないでしょうか。 ある意味、八代将軍、吉宗と対照的な将軍だったのかもしれません。(そう、暴れん坊将軍です。) 吉宗は江戸幕府中興の祖ともいわれますが、紀州出身であり、もともと将軍の跡を継ぐとは考えていなかったと思います。 若い頃は市中で悪さをし、大岡越前に説教されたそうです。 (将軍になることになってその大岡越前も江戸へ連れて行ったわけですが・・・) 世間のことを知っていたからこそ、機敏が分かり改革を進めることができたのだと思います。 さてさて本丸攻めを開始したのは廿だけではありません。 白にまたがり平泉へと空を駆ける肋と路狗! 重を追う芭蕉と曽良さん。 その二人をみて黒狼に立ち向かうことを決意した黒狼が愛する女、若菜。 金鶏城の中で息をひそめる重、朧たち・・・。 そして八犬士、一の剣 悉平太郎と対峙するとんぼ! さてさて、どのように展開していくのだろうか。 |
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