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第169話 黒狼の誕生〈続編〉 |
なんとか年内に169話をアップできた。 本当は第2章をちょうど年末で描き終えたかったけれど、 仕事が忙しくなったり、カメラをネットでチェックばかりしていてて手がつかなった。 169話は黒狼の本体(主人?)と対峙する話です。 この中ではどうして塔の最上階に閉じ込められることになったのか。また若刃との関係性も描く必要があったため「黒狼の誕生〈続編〉」とさせていただきました。 なんか描いていて古いアニメ映画 ルパン三世の「マモー」を思い出しました。 この人造人間というテーマ、現代版でいうとクローン人間ですが、これをテーマにした作品はずっと頭にあり、いつか和夢とは別の現代を舞台に作品化したいと考えています。 最初、文章で物語を書き記してあとからネームに起こしているんだけれど途中から文章を見ずにネームを描き進めていくと物語が少しずつ変わっていたりすることがあります。 当初は黒狼(本体)は部屋に毒ガスをまこうとする設定になっています。薬に黒狼との接点からそういったことも可能では・・・と考えましたがそのことを忘れて描き進めていました。 ただ後から冷静に考えてみると薬の黒狼の技術をもし持っているなら鋼の黒狼の技術も持っていてもおかしくないわけで、それでは 若刃(13号)が黒狼を刺す場面が難しくなるのではないだろうか。鋼の防御をしているのではないだろうか・・・と考えました。 ただどうやって十三体もの若刃を造ることができたのだろうね・・? 人狼開放隊以外にもレジスタンスがいて、そこへ黒狼(本体)が天の声のような形で働きかけていた・・・とか。子狼にあれた人狼たちの中に協力者がいた・・・とかかな? 若刃十三号は本当に黒狼(本体)、そのありのままを愛していました。自分だけが理解者だと思っていました。 彼女が求めていたのはおそらく一人?の人狼として愛してほしかったのではないでしょうか。 年末の深夜映画を録画して見ています。 (正確には聞く・・・かな。作品作りのBGMだから) 広島の酒都、西条をを舞台にした「恋のしずく」、熊本の遊園地を舞台にした「オズランド」。 そして「A.I.」。ちょうど昨日観たばかりですが、愛をプログラムされたロボットが母親から本当に愛してほしくて人間になりたいと思い、そのために行動する物語。途中ピノキオのビジュアルが挿話されて、人間になりたがった木の人形、ピノキオをモチーフにしていることがわかります。 たまたまピッタリのタイミングでこの物語を観たことで若刃について考えされられました。 そうそう十一号と十三号ってことは間に十二号がいたはず。 十二号はどのような存在だったのだろうか。 十三号に何らかの影響を与えたのだろうか。 誰か描いてくれないかなあ。 複数あるとなお楽しいなあ。 パラレルストーリーがいくつもあってもいいんじゃないかな。 この169話にも毒ガスを使う別バージョンのストーリーが実は一度降りてきていたように・・・。 (えっ!?自分で描けって・・・・) |
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