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第171話 天下三名槍 蜻蛉切 |
ちょど今、TVで「世界!ニッポン行きたい人応援スペシャル」で芭蕉の俳句を愛するホンジュラス女性を観終わったところ。 この171話の最終頁、第2章の最終頁を芭蕉さんの句でしめたばかりのところでなんとも考え深い。 夏草や兵(つわもの)どもが夢の跡 は第2章の最後にどうしてもいれたかった芭蕉の名句。 そのため同じ平泉の句でも 五月雨や降り残してや光堂 の句とは話に間を開けたかった。 両方とも印象的な名句だから。 しかし兵どもが誰をさすのか・・は終盤まで決まらなかった。 当初のイメージでは弓張も朧も亡くなっていたかもしれなかったから。 そして第2章の最終話には謎の大洲藩に侍と黄泉の十二神将黒駒が登場しました。 とんぼはここで「小豆島(おず)」と「大洲(おおず)藩」を勘違いします。 大洲は愛媛県の伊予大洲、ここはお気に入りの場所で、小さな町だけどこれまで3回も訪れました。 そして黒駒。 黒駒の駒とは馬のこと。 有名な馬というとオグリキャップやディープインパクトって言われそうだけれど、日本史上っていうと黒駒ではないかと思います。 聖徳太子の愛馬で富士山を飛び越える絵で有名です。 黒駒は馬の産地、関東と飛び地として奈良を管轄する黄泉の十二神将です。(奈良は聖徳太子にちなんで・・・) 関東から奈良へ向かう途中に犬山で黒犬の死を感じ取り、急きょ犬山城へ降り立ちました。 彼の持つ槍は蜻蛉切(とんぼきり) 日本三名槍の一つ、もともとは徳川四天王の一人、本田平八郎忠勝の槍。 槍を持っていると飛んできたトンボが刃に触れて二つに斬れてしまったという逸話のある槍です。 まさにとんぼとは宿敵の予感・・・。 黒犬と黒狼が倒れたのはまさかの同じ日です。 「曾良旅日記」によると芭蕉さんが平泉に訪れたのは6月28日のよう。 しかし和夢の物語上は第3章で梅雨を描く予定です。 さあ、スピンオフストーリーをはさんでいよいよ第3部です! |
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