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第182話 百鬼夜行 |
第2章で描きかった場面の一つが百鬼夜行でした。 しかし描いても描いても埋まらない画面。 それらの助けとなったのが多くの参考文献です。 それぞれ参考にしつつ少しずつアレンジして登場していただきました。 (中にはオリジナルの妖怪などもありますけれど) そうした資料を見ていたこれは・・と思ったキャラクターにはストーリー上でも流れをつくるキャラクターとして登場いただきました。 一目連や日照り神などがそうです。 中でも雲外鏡(うんがいきょう)は重要なキャラクター、瓜姫の姿は 登場シーンの間際に慌ててデザインしました。 数年前に購入した漫画雑誌のキャラクターのパーツを加工しながら瓜姫らしいイメージへ近づけていきました。顔を光の反射でぼかすという手法も考えましたがあえて登場いただきました。瓜姫としずくのヒロイン対決は顔出しで・・。 そして真昼の妖怪大行進は羅城門の鬼の口の中へと描き消えました。 百鬼夜行、妖怪たちが囃すのは「百鬼野放」や「百鬼羅城」・・など。 下はお香は「百鬼夜香」。 これは地元広島県の妖怪博物館で手に入れたもの。 下がその三次もののけニュージアム。 三次市(みよしし)は広島県の中でも中山間地にある町。 百鬼夜行を描く前には京都の鬼の博物館にも行きたかったけれどコロナ禍の中ということで断念。百鬼夜行絵巻の展示を見て、参考書籍も入手しました。 ミュージアムの駐車場から見えるの比熊山。 三次市につたわる妖怪伝説、稲生物怪録の舞台となった場所です。 主人公の稲生武太夫の碑がミュージアムの近くにあります。 第2部、まだまだ物の怪のみなさんが登場します。 |
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