第2話 瀧壺の女

3月22日。
尾張の山村を出発したカカシが最初に立ち寄ったのが大きな瀧。
岐阜県養老町の養老の瀧です。
老いを養うと書いて養老の瀧、ここで出会うのが老いることのない、永遠に男を不幸にし続ける女。

先月(2015年7月)の3連休で近くの岐阜県大垣市を観光したけれど、残念ながら日程的に養老の瀧までは足を延ばせませんでした。
(大垣駅から養老鉄道で30分ほどで行けるのにね。)

ちなみに大垣駅前の和菓子屋さんは人が並んでいたので並んでみたら”水ようかん”の実演販売。
大垣市は”水”がおいしい場所らしく、店頭に設置された大きな水槽に次々の入れられる水ようかんがなんとも涼しそうにゆらゆら揺れながら底へ沈んでいく。
水槽にはおいしく新鮮な大垣の水が溢れるに任せてどんどん注がれていて、夏にはたまらなく涼やか光景だ。
そして味もうまい!
ゼリーのようにプルプルンの羊羹、その中には上品な味わいの餡が!
やあ、旅にグルメは必須です。

この話は2話にすることに最後まで悩んなエピソードです。2話にしてはちょっと暗いのではないか。もっとアクションがあるようなエピソードが良いのでは?
っと悩んだのですが、結局このまま進めることにしました。

ここ養老の瀧のある養老公園には”不老が池”という名前の池もあるようで、まさに今回のお話にピッタリな舞台だなって作者的には非常に満足しています。
以前に養老天命逆転地には訪れたことがあります。
現代アートの公園で歩いて体感したいなって思い足を運んだのを覚えています。


そうそう、養老の瀧へは行けなかったけれど、6月に訪れた山口市龍蔵寺の”鼓の滝”は少し参考したので写真を載せてみます。

▼山口市 鼓の滝(養老の瀧ではないです。)


ちなみに大垣市観光は一応このマンガの取材活動の一環です。


 
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