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第217話 見えざるもの、聞こえざるもの
京都へ迫る鬼滅羅（きめら）！
妖怪たちがせまる街を守るため、京の六匹の狐が結界を張りました。
稲荷神社は八幡神社に次いで全国でも数の多い神社。
その総本宮が京都の伏見稲荷神社です。
京を守る神様として狐さんたちに登場いただくことにしました。
（当初はとんぼを鍛える役として描こうと考えていたのですが、作者の思い通りにならないのが面白いです）
黄泉のシシガシラの１０８つの能力の中でも「千里眼」と「地獄耳」は相性の良い能力ではないかと思います。
共に離れた相手のことを認知できる能力であり、能力を持つが故の苦しみ・・のようなものも分かち合いやすいと思います。
しかし、千里眼は暗闇の中は見えないのに対して地獄耳は暗闇の中でもその声を聞き取ることができます。
そして鬼滅羅の中のとんぼの声も碁魔ちゃんには聞こえていました。
そう、なぜか瓜姫にもとんぼの声が。
そしてその瓜姫の声もとんぼに聞こえたような気が・・。
いよいよ鬼滅羅との対戦、開幕です。