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第１章 金色にして九つの尾を持つ狐
当初の予定では第2部全体で20話くらいでまとまれば・・・と考えていたのですが、あれよあれよと話が膨らみました。
せっかくならば玉藻の前を描かないと・・・
黒羽藩が舞台のだから黒い羽根のキャラ、闇郎をだそう・・・
という感じです。
当初のイメージではドラゴンボールで悟空が雪の国で少女と出会ってレッドリボン軍のアジトに乗り込むお話・・・のようなものを思い描いていたのですが、
今回のテーマではとんぼ自身に己の壁を乗り越えてもっと強くなってほしいと思っていたので、思いのほか丁寧に描かないといけないことに気づきました。
そういう意味では狂犬ぶちとの闘いはどのような結末になるのか作者自身が見切り発車でなかなか刺激的でした。残りの八犬士との闘いでもこのような気分が味わえるのかと思うと武者震いがしそうな思いです。
また漢数字で遊ぶっというチャレンジも楽しい試みです。
日本人って数字の語呂合わせが好きだなって思います。車のナンバーや電話番号の取得などもそうではないでしょうか。そんな感覚をキャラクター設定や敵キャラの闘い方にいかに盛り込むかということも楽しい作業です。
さあ第2章どのような展開になるのか！
（今の時点でまだ八犬士、五の剣のキャラクターが全く決まってないですし）
作者自身が次の扉を開く！そんなワクワク感に包まれています。
ここまで読んでいただけていることに感謝です。
引き続きぜひよろしくお願いします。