第5話 戦場の亡霊

更に、3月22日。物語上、長い1日です。
舞台は関ヶ原の外れです。
ここのところ暗い設定のキャラクターばかり登場していいたので、瓜姫とキツネの登場はちょっと明るくなれた気がします。

ヒルの森、この設定は幸田露伴の怪奇小説に出てくるヒルが降ってくる森をそのままオマージュ。
きっと当時人にとってはとても怖い設定なのではないかと強く印象に残っていて、ここで利用させていただきました。(ちょっと無理やり使った気もしないでもない。)

ブログにも書いたけれどちょうど関ヶ原の合戦のシーンを描こうとしてTVをつけた時に歴史秘話ヒストリアで関ヶ原の話の再放送をしていたのには驚いた。
思わずチャンネルをきってしまった。
(翌日ハードディスクの映像を見ながら続きを書いたけれどね。)

さあてメインの登場人物の二人目がやっと登場。
ムササビ・・・いや、瓜姫。
彼女の属性は春。
これで少しは物語に明るさがでないかな。

もっと強烈なキャラクターも用意しているけれど彼の登場は相当後になりそう。

さあて、瀧壺の女から続く一連の話は一旦落ち着き、
次の話へ移ります。
でもこれまでの話、キャラクターもいろいろと伏線となって絡まりながら展開していく予定です。
(あくまで予定、だってこの5話だってもともとは3話の話として考えていたもの、しかももともとの5話は5話と7話に分かれてさらに間に6話を差し込んだような形になりそうだし)
とにかく、描いている本人もこれからどんな風に物語が展開していくのかとても楽しみ。
早く、続きの話が知りたい。
描いている本人が知りたいってのも変化もしれないけれど、作者自身が思わないくらい次々とイメージが溢れています。

さあ、旅を続けますか。
 
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