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伊邪那岐命 (イザナギノミコト) 古事記の国生み神話です。 イザナギノミコトとイザナミノミコトは大きな柱の周りをまわり出会うと次々に日本を生み出していきました。最初は手足のない蛭子(ひるこ)でしたが、次に淡路島・・・と生み出していきます。 そして火の神を生んだ際にイザナミノミコトはその炎で身を焼かれ死んでしまいます。 イザナギノミコトは死んだ奥さんに会いたくて黄泉の国へ訪れます。 そして見るなと言われたのに見てしまった奥さんの顔をみて恐ろしくなり逃げだします。 怒ったイザナミノミコトは追手の軍勢を差し向けます。 次々に手に取ったものを投げつけますが、追手は執拗に追い続けてきます。 その軍勢の足を止めたのは桃の実でしあ。 古来、桃は厄除の力を持っていると考えられていました。 山陰、島根県にはこの黄泉の国の入り口である黄泉比良坂(よもつひらさか)があります。また近くには夜見町(よみちょう)があったり、県境を超えた広島県の神石郡にはイザナミノミコトの墓石があったり・・・。 和夢を描くうえで黄泉のシシガシラのキャラクター設定にインスパイアを与えてくれる場所が作者の比較的近い場所にあります。 下は和夢87話より |
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