和夢の作り方あくまで〇C+流ですが。
（2021年2月21日）
ステップ１）下地作り
これは「これまでの人生」×「取材の旅」となります。
よく和夢を描きながらBGMとしてとりだめた週末深夜の映画を
流したりもしてるけれど、あんまり作品には影響を与えていない気が
します。
それよりは民話や伝承、伝記や歴史小説に影響を受けていると
思います。（和夢を描く前には大量に当時人気のマンガを
読み漁ったり、シェークスピアとか読んだりしました。）
ステップ２）ストーリー作り
ストーリーは大学ノートに文字で書き記しています。
（描き終わった話はノートからカッターで切り取りシュレッダー、
ノートのページ数を減らしてカバンを軽くしています）
家ではなかなか集中できなくてカフェに行きます。
藻語りを描きたくて和夢を描いているけれど
一番しんどくなりがちな作業です。
そこでストーリーを描くときにはカフェに行ける！と楽しいことに
置き換えて和夢に向かい時間は全てが
「素晴らしい時間（wonderfultime)」になるようにしています。
カフェに入ると不思議なことに座って15分の間に一気に物語が
降りてきます。
街に向かって歩きながらなんとなく描いていたイメージが
シャーペンを持つと一気に噴き出す場合もあるし、
歩きながらストーリーが溢れてきてカフェでは記録し
また発展させる・・・こともあります。
案が出ない場合、カラオケで歌いまくったり、マインドマップの
手法で降りてくるワードをひたすら書き出して後からつないだり、
束ねたりしているうちにストーリーが走り出す場合もあります。
自転車でゆらゆら走り回ってアイデアをキャッチすることもあります。
（お昼の仕事の提案などはランチや一人で居酒屋に行って料理が
出るまでの間に考えたりします。）
ステップ３）ネーム書き
ネームもカフェです。
B4コピー用紙を半分に切り、和夢の1ページのサイズの縦横割合に
断裁した専用のネーム用紙を手作りしていてそこへ一気に描いて
ます。
ただしステップ２にしても３にしてもコロナ禍の中でお店に
いけなくなったので２をすっ飛ばして一気に３を描く場合もあります）
ステップ４）キャラクターづくり
キャラクター設定をします。
連載スピードがあがったり、昼の仕事が忙しくて帰宅する時間が遅い
日が続くと下書き時に行き当たりばったりで描くことも多くなりました
けれど・・・。
下はキャラクター設定画です。
瓜姫、なかなかデザイン画決まりませんでした。
真ん中のは近いけれど、ほっぺたが桜の花びらの形に
なってないです。
碁魔ちゃんはかなりオドロオドロしいです。
真ん中のキャラクターは誰なのか覚えていません。
右は黒蜘蛛の綛（かすり）の奥さん女郎蜘蛛です。
キャラクターだけでなくて舞台のデザインも考えます。
香澄ちゃんも当初ヘアースタイルのイメージは違いました。
ステップ５）下書き＆ペンいれ＆仕上げ
パソコンはウインドウズです。（MACは使えません）
ソフトはクリックペイント、液晶タブレットで描いています。
マンガを描く人でも好きな作業ってそれぞれ違うのではないで
しょうか。キャラクターを描くのが好きな人。服を描くのが
好きな人、表情を描くの好きな人・・・など。
（断然ストーリー作り派！です）
NHKの番組「浦沢直樹の漫勉」を観ているとプロの漫画家さんに
こだわりに圧倒されます！俺はなんとなんちゃってなことなの
だろうかと・・・。
ちなみに下が創作スペースです。
作業部屋はアトリエとして和夢を描き始める際に看板を手作りして
設置しました。
（下書きは下のように紫色の鉛筆ツールで描いています。
たまに下書き線を消し忘れていて和夢を読み返して気づいたら
その都度慌てて消しています。）
ステップ６）ホームページの更新作業
ホームページビルダーを使っています。
ただし最近の機能は一切使っていません。
バージョン６か８くらいまでの機能しか使っていないと思います。
ページがずれて表示されないように透明の表をベースに作成し
そこへ1ページ1ページ、pngに書きだした画像を貼り込んでいます。
タイトルなどの装飾はクリップペイントやフリーソフトのinkscapeを
使用しています。画像加工も同じくフリーソフトのgimpsを使って
います。
こんな感じで1話1話手作りで交信しています。
やり方もかなり我流が多いと思います。
（マンガを描くためのノウハウ本は和夢連載開始前に何冊か読んではみましたが・・・）
