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物語初めの地は青桃の丘、尾張一之宮です。 しかしその選定には1年近く時間がかかりました。 決まっていたのは尾張のどこかということ。 信長が天下統一の事業を進め、秀吉がその出世の機会をとらえ、家康が人質時代に信長と出会った尾張の地こそが和夢はじまりの地と考えていました。 でも、その尾張のどこなのか・・・ ちょうど和夢第2話を描いている最中、 東海地方を旅しました。 名古屋から大垣まで移動する列車の中で無性に気になったのが 尾張一之宮。 それから1年以上経ってその地を訪れることになるのですが、 そのころになってようやく第1話を尾張一之宮と決めました。 スーッと胸に落ちました。 尾張(終わり)にして一(はじまり)の宮の地。 終わりと始まりの両方の意味を持つこの地こそ、再チャレンジをテーマとする和夢にふさわしいと考えたのです。 一之宮というとその場所(国)の中で一番社格の高い神社の事。 ここの一之宮は真清田神社(ますみだじんじゃ)といいます。この神社のある辺りはかつて桃の木が生えていて、青桃の丘と呼ばれていたようです。 桃というと古事記の中で、黄泉の国からイザナミノミコトを折ってきた魑魅魍魎を追い払った霊力のある果物です。 桃太郎の逸話もこの設定を活かしています。 こうして和夢はここ尾張一之宮から歩み始めました。 以下2020年8月追記。 連載開始5年以上たって今あら気づきました。 真清田神社で撮った写真の中に建造物の門?のような写真がありました。 そこにはめ込まれている紋章。 これってもしかして竹・・・ではないでしょうか。 葉っぱは笹のようだし、周囲の円にはふしがあってまさに竹の幹では・・ とんぼだ! 今さらながらビックリ! やっぱりここを1話の舞台にしてよかった。 |
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