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3日目 山形ドライブ~山寺・尾花沢・酒田~
(2019年4月29日)

山寺のことは全然知らず、行ってみてわかったのですが、人気観光地なのが朝からたくさんの観光客。たまたま朝早く出発したため、登山口に一番近い駐車場へ止めることができたのでラッキーでした。(昼過ぎに帰ろうとしたときにはすでに、山寺へと続く道は大渋滞。その列は何キロも続いました。これはいつまでまっても到着しないのでは・・・と心配したほど。)

さ、その山寺登山の開始です。

登山口(この写真を撮るためちょっとした順番待ちのような状態でした)

芭蕉も周りに人達に「ぜひ山寺へ行ってみてください」と勧められ足を運んでいます。

そして生まれたのが有名な名句。

「閑さや岩にしみいる蝉の声」です。
下は句碑。


そしてまた句碑


ちょっとした登山です


この岩に阿弥陀如来のお顔が見えたら良いことがあるかも・・・だって


山寺らしい奇岩が見えてきました。




なんとなく別世界です。



ここには山形藩主 最上義光と家臣ら11人の位牌を納めた御霊屋があります。昨日の続きのよう。


4月も終わりというのに見事な桜です。




絶景です。


山寺登山の後はおいしいお蕎麦をいただきました。
昨夜の山菜が忘れられず山菜蕎麦を注文!おいしかった。


山寺から谷を挟んで反対側の山にあるのが山寺芭蕉記念館。
ここの映像コンテンツはよくできていて、椅子に座って休憩がてら奥の細道の解説映像を見入ってしまいました。
奥の細道のクリアファイルも購入!

庭で掃除をしているお姉さんに山寺に向かう途中にたくさん並んでいた白い花の咲いた果樹園らしきものについて聞いてみました。
「さくらんぼの花だと思いますよ」
山形はさくらんぼが名産なんだ。

こうして山寺を後にしました。



芭蕉の足跡に添うように向かったのは大石田。
その途中に突如現れたのが巨大な将棋の看板。
ここは天童市。将棋の名産地です。
どうしても気になったので、車を引き返して立ち寄ってみました。

上の写真の右手の赤い鳥居。誘われるように足を運びました。
するとびっくり。
なんと芭蕉さんの像があるではないですか!

旅はこうした奇縁があるからまたやめられないわけです!
芭蕉さんに導かれたかのよう。

車を走らせて大石田駅へ到着。
駅の中の観光案内所で観光マップをゲット!


地図を手に芭蕉さんの宿泊地跡を探しますが、
ちょっとわかりにくく歴史資料館へ立ち寄りここで訊いてみることにしました。


ようやく辿り着いたのが芭蕉の宿泊地跡。
ここは船荷問屋の高野一栄宅跡、芭蕉一行はここで3泊しました



一栄宅の目の前が最上川、元禄時代も同じような流れだったのでしょうか


芭蕉は大石田の仏閣も訪れています。
まずは西光寺


境内には句碑もあります

五月雨を集めてすゞし最上川




そして向川寺


向川寺へ向かう途中には桜並木、3列ってのがまたいい。



大石田からは、車ではさほど時間のかからない尾花沢へ。
迎えてくれるのがそう、芭蕉像。


尾花沢で芭蕉は10日間も逗留しています。
ここで芭蕉を世話したのが紅花と金貸しで成功した豪商、鈴木清風。
芭蕉は「富める者なれど、いやしからず」と評していますが、この清風がなかなかの人物。
芭蕉清風記念館でその人物像を知ることができます。


清風にはいくつもの逸話があります。
山形で栽培した紅花を直接江戸へ売りに行ったが、どこも扱ってくれない。そこで彼は一芝居打つことに。
なんと紅花を積み上げ火をつけて燃やしてしまいました。
(・・・と本物はごく一部で)これで評判を集めて客をとってしまった。

また吉原筆頭の遊女、高尾太夫と恋仲となり、別れる際に柿本人麻呂像をうけとったとか。(柿本人麻呂は歌聖と呼ばれ、俳聖芭蕉との縁もなんとなく感じます)

この記念館で、芭蕉が舟に乗った乗船地のことを訪ねたのですが、館長さんが丁寧に手書きの地図を描いてくださいました。ありがたいです。


清風宅からすぐ近く養泉寺で芭蕉は7泊しました。


ここで連歌会を開催、その発句として詠まれたのが先に句碑もあった名句

「五月雨を集めてすゞし最上川」
です
この句は奥の細道に収録する際には
「すずし」を「早し」と改めています。
実際に川を舟で下ったことにより印象が変わったのでしょうか。




尾花沢を後にして向かったのが新庄。
ここは芭蕉が最上川を下る舟に乗船した地です。



川はこんな感じ。
流れ早いです。


川下りの途中には白糸の滝のような名所も


春山の色彩が美しかった。


芭蕉は河口まで船に乗ったわけではありません。
下は芭蕉上陸の地に立つ芭蕉像。
ここから道をそれ、出羽三山へと向かいます。


芭蕉上陸の地のすぐ近くにあるのが清河八郎記念館。
立ち寄ったのは閉館ギリギリの夕方5時前。
受付の方に丁寧に対応いただきました。


国を守るためならば虎の尾も踏むという思いで虎の尾の会を結成した清河八郎。幕末に暗殺された憂国の士は故郷にて神社となる。


車窓から見える出羽三山の秀麗、山頂に雪をたたえた月山です。
陽の光を浴びて銀色に輝く姿はたまらなく美しい。


夕方、ようやく到着したのがこの日の宿泊地、日本海に面した港町、酒田。
ホテルで一休みすると夜の街へ。

港町らしくお寿司をいただきました。
地元の酒と魚に舌鼓!


小鉢に見えるのは蕎麦の実、そして
エビの頭のビフォアー


エビの頭のアフター


お寿司を堪能した後は地元のスナックへ。
時間が早かったせいかお客は自分一人だけ。
ママさんに地元のことを色々ご教授いただきました。
そして山形のお米、つや姫のお試し品(1合)をいただきました。
これまたおいしかった。

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