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2日目(瀬戸) (2015年7月18日、19日、20日 犬山、名古屋、瀬戸、大垣の旅) |
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焼き物のことを瀬戸物というくらい器で有名な瀬戸市。 一度行ってみたい地であり、やっと実現した旅だった。 7月だけれどまだアジサイが美しく咲いていた。 さすが焼き物の里、橋の上にも作品が展示されている。 そして焼き物をモチーフにしたオブジェ。 山道を歩いていると壁にまで焼き物が。 しかし、町を歩いて不思議に思った。 陶器と磁器、両方がある。 磁器は高温で焼き、伊万里焼などのようなツルツルとした肌触りのセラミックのようなきめ細やかな焼き物。 対して陶器は磁器に比べて低温で焼かれ、備前焼や唐津焼のように自然な風合いを楽しめるもの。 「ここは陶器の町なのだろうか。磁器の町なのだろうか。」 そんな疑問をいただきながら散策をつづけた。 磁器の神社。 本殿のデザインは登り窯をモチーフにしているのではないかな。 江戸時代、磁器の技法を学ぶため、九州へ渡った人がいた。 そこで妻をめとり、磁器を学んだ。 数年して、瀬戸へ戻った。 なかなか戻ってこない夫をおって、九州から瀬戸へ妻子がその後をおってきた。しかしその時にはすでに夫には別の妻がいた。 そんな物語がこの地にはある。 今でも陶器祭の日は雨がふるそう。 この日も雨だった。 陶器の神社、その末社に猫の姿が。 瀬戸にはノベルティこども創造館なるものがあった。 ノベルティとみて粗品をイメージして訪れているとそこにあったのは精巧につくられた磁器の人形。 ヨーロッパの貴族や鳥などが磁器の白さと彩色で輝いていた。 ここには子供たちが年度に触れ遊ぶ施設があった。 粘土の山を上るこども、ゲームのアトラクション。 小さいころから土に触れ、やがて器を作る職人となる。 生涯学習の発信基地だなって感じた。 この街にはほかにも多くの展示施設があり、 4月からここで作陶しているという人や、 ギャラリーに作品を展示しているアーティストさんなどと 会話もできた。 ずんずん歩き進み行きついた窯元さんで3つの湯飲みを購入した。そのうちの二つが下の写真。 竹をモチーフにしていて二つ重ねるとより竹らしい。 なんとく和夢の主人公、とんぼを思い浮かべる。 休日にゆっくり作品へ注力できるときはたいていこの湯飲みで緑茶を飲みながら作品作りをしています。 良いお宝をゲット!だね。 BY 〇C+ |
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